明混更新中!!!! 新入生の気持ち。
2018年4月7日
「あ、ここだ。」人通りが多い上に道幅が
狭い道を通ると、入り口らしきものはすぐ
分かった。
大きな門をくぐると、自分と同じ黒いスーツ
姿の1年生がたくさんいた。友達と来ている子
が多い。
べつに羨ましいわけじゃない。明治大学には
高校の同級生も何人かいるし、親と来ている子
も多い。そもそも母親から「一緒に行く?」
という気遣いを断ったのは、自分である。
大学生にもなって…と感じてしまう自分がいた
からだ。
昨日の天候とは打って変わりよく晴れた空の下、
〝明治大学入学式〟の看板を見たとき、一瞬だが
鮮明に孤独という不安を体全体に受けた。
「やっぱり、母親についてきてもらえば良かった」そう感じたとたん、僕の足は勝手に速度を上げていた。
武道館の中に入ると、遠くで黄色いコートを着た
集団がなにやら歌っていた。どうやら知ってる曲ではなさそうだ。
近くの誘導員の指示に従って、空いている席に座った。そして、特に見るものも無かったので前の集団の演奏をぼーっと聴いていた。
【この物語はフィクションです】
「あ、ここだ。」人通りが多い上に道幅が
狭い道を通ると、入り口らしきものはすぐ
分かった。
大きな門をくぐると、自分と同じ黒いスーツ
姿の1年生がたくさんいた。友達と来ている子
が多い。
べつに羨ましいわけじゃない。明治大学には
高校の同級生も何人かいるし、親と来ている子
も多い。そもそも母親から「一緒に行く?」
という気遣いを断ったのは、自分である。
大学生にもなって…と感じてしまう自分がいた
からだ。
昨日の天候とは打って変わりよく晴れた空の下、
〝明治大学入学式〟の看板を見たとき、一瞬だが
鮮明に孤独という不安を体全体に受けた。
「やっぱり、母親についてきてもらえば良かった」そう感じたとたん、僕の足は勝手に速度を上げていた。
武道館の中に入ると、遠くで黄色いコートを着た
集団がなにやら歌っていた。どうやら知ってる曲ではなさそうだ。
近くの誘導員の指示に従って、空いている席に座った。そして、特に見るものも無かったので前の集団の演奏をぼーっと聴いていた。
【この物語はフィクションです】
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